マンU、仏代表MFラビオの補強へ間近か デ・ヨング獲得停滞で“方向転換”…25億円で合意と伊メディア報道
残るは代理人である母に対してのコミッション料の提示
イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドは、中盤の補強としてイタリア・セリエAの名門ユベントスからフランス代表MFアドリエン・ラビオを獲得する可能性が浮上しているが、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」ではすでに両クラブが移籍金で合意したと報じている。
ユナイテッドは開幕前の補強として中盤から前線にかけていくつかの名前が浮上。中でも中盤ではバルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの獲得に熱心で、今季から指揮を執るエリック・テン・ハフ監督がアヤックス時代に指導したことや、バルセロナがサラリーキャップ枠を空けるために放出したがっていることなども合わせて早い段階でクラブ間合意が形成されていたとされる。
一方で、デ・ヨングとバルセロナの関係はこじれにこじれ、残留を望むデ・ヨングはユナイテッド行きに難色。様々な理由が報じられている中で、結果としてユナイテッド行きに傾いている状況はない。
すでにリーグも開幕している中で中盤の補強として浮上したラビオは、ユベントスが約2年前にパリ・サンジェルマン(PSG)と契約満了のタイミングでゼロ円移籍により契約。新シーズンが契約のラストイヤーになるだけに交渉はあっさりと進んだようだ。
両クラブは移籍金1800万ユーロ(約25億円)で合意し、ラビオはユベントスで受け取っているのと同等の給与が保証されるなら問題なくユナイテッド行きにOKを出すとしている。残すは、ラビオの代理人である母に対してのコミッション料をユナイテッドが提示して合意に至るのみとされた。
中盤でのダイナミックさを持つラビオはプロのキャリアではPSGとユベントス以外でプレーしたことがなく、合意すれば初のイングランド移籍となる。全ての合意が近づいている中でユナイテッドを助ける存在になるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)