“スリム化”進めるバルサ、FWデパイがゼロ円移籍でユベントス加入の可能性が浮上 代理人も前向きか

バルセロナのオランダ代表FWメンフィス・デパイ【写真:Getty Images】
バルセロナのオランダ代表FWメンフィス・デパイ【写真:Getty Images】

契約解除→ユベントス加入となるか

 スペインの強豪バルセロナに所属のオランダ代表FWメンフィス・デパイが、クラブが苦しむサラリーキャップ枠を空けるためにゼロ円移籍でイタリア・セリエAの名門ユベントスに加入する可能性が浮上しているとイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、昨季アトレティコ・マドリードから期限付き移籍によりユベントスでプレーしたスペイン代表FWアルバロ・モラタが“お気に入り”であるものの、上層部の評価や移籍金などの条件で今季は交渉が進む余地がないとされる。そうした中で、獲得希望リストの最上位ではないものの名前があるのがデパイだという。

 一方でバルセロナはリーグが定めるサラリーキャップ枠を超過して新加入選手などの登録ができていない状況にあり、高額年俸選手への減俸交渉や移籍へ向けた無言の圧力といった対応を迫られている。そうした中で、約1年前にゼロ円移籍でバルセロナにやってきて、契約残り1年のデパイは契約解除による放出の可能性があるという。

 デパイの代理人も、次のクラブさえ確保できれば契約解除に応じる姿勢をバルセロナに伝えているとされる。仮にユベントスが移籍金の必要がないことをプラス要素としてデパイ獲得にゴーサインを出せば、バルセロナとの契約を解除した上でユベントスと契約する可能性が出ているとした。

 バルセロナは将来の放映権などクラブの資産を現金化しながら財政難の中でも補強を続けているが、同時に進めているスリム化の一端でデパイを手放す可能性も少なからずある模様だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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