“日本一嫌われた審判”の覚悟「僕だからこそ言えることがある」 ぶっちゃけトークの本音と願い「家本政明をみんなでイジリ倒して」

 川崎対横浜FMで実施されたリアルタイム解説のオンライン配信イベント「家本政明ぶっちゃけLABO」は見逃し視聴チケットも購入可能【写真:Getty Images】
川崎対横浜FMで実施されたリアルタイム解説のオンライン配信イベント「家本政明ぶっちゃけLABO」は見逃し視聴チケットも購入可能【写真:Getty Images】

日常生活での悩みや相談事も大歓迎「僕の経験と本音をありのまま伝えたい」

「家本政明ぶっちゃけLABO」のセールスポイントは、まさに“ぶっちゃけ”にあるという。2005年から21年までサッカーのプロフェッショナルレフェリーとして活躍し、昨年Jリーグの審判員から引退した家本氏のレフェリー目線解説は、サッカー観戦をより一層楽しむことを目的の1つとしており、「審判界からは退いているので、基本的には何でも話せるというのが売りの1つです」と語る家本氏は、“ぶっちゃけ質問”も歓迎している。

「もちろん選手やチーム、レフェリーに対する配慮はしますし、最低限の倫理観やモラルは大前提。そのうえで、踏み込んだ質問は歓迎ですし、僕自身もぶっちゃけ回答で可能な限りお答えしたいと思っています。『ぶっちゃけ』がテーマでもあるので、参加者の方にぶっちゃけ質問をしてもらい、僕も本音や思っていることを率直に伝えたいと思っています」

 その一方、家本氏はサッカー以外の質問も大歓迎だという。「日本一嫌われた審判」と呼ばれたこともある家本氏は、そんな経験をした自分だからこそ言えること・伝えられることがあると感じている。

「僕は元レフェリーなので、もちろんジャッジの深掘りや独自解説ができます。それに加えて、例えば日常生活での悩み、相談事も大歓迎です。審判員の世界や組織に長年身を置いていましたし、人間関係、組織・グループでの考え方や振る舞い方、物事の考え方、仕事術、メンタル術、処世術なども話せます。『日本一嫌われた審判』と呼ばれた僕だからこそ言えることがあるし、一緒に解決できることもある。僕が答えを持っていない可能性もあるけれど、『どんな質問もできる。悩みが打ち明けられる。ヒントがもらえる。行けばホッとするスタバのような空間』――そんな場所に『家本政明ぶっちゃけLABO』をしたい。実体験から学んだこと、感じたことも多くあるし、参加者の方には僕の経験と本音をありのまま伝えたいと思っています」

 家本氏は「参加者のみなさんと一緒に『家本政明ぶっちゃけLABO』を作っていきたいという思いが強いです」と続け、期待を膨らませている。

「改善点を含めて、ぜひ忌憚ない意見をみなさんからいただきたいですし、イベント中の質問は手厳しいものも大歓迎です。僕からみなさんに何か意見を求めるかもしれませんし、参加者の方も僕にどんどん自由に質問してもらって構いません。コンテンツも一緒に作っていきたいですね」

 参加者と一緒にコミュニティーを作っていきたいという家本氏は、自身を素材にたとえて「僕はどんな料理にでもなります」と力を込めた。

「家本政明という素材を使って、参加者の方々に自由に料理してもらいたい。時には中華、時には和風、時にはフレンチ。僕はどんな料理にでもなります。『こんなことを家本と一緒にやりたい』『こんなことを聞きたい』というご意見があれば前向きに考えていきます。家本政明という素材をみんなでイジリ倒して、一緒に楽しみましょう」

 川崎対横浜FMで実施されたリアルタイム解説のオンライン配信イベント「家本政明ぶっちゃけLABO」は、見逃し視聴チケットも購入可能。忖度ゼロ・NGなしで回答した家本氏の“ぶっちゃけトーク”は必見だ。

【オンラインイベント/視聴チケット情報】

元プロフェッショナルレフェリー家本政明が主催する「家本政明LABO」

家本氏が独自のレフェリー視点で深掘り解説!
参加者の鋭い質問に忖度ゼロのぶっちゃけトーク!
伝説の神回を見逃した方は下記まで!

詳細
「家本政明ぶっちゃけLABO」初回見逃し視聴チケット
2022年8月7日、Jリーグ第24節川崎フロンターレ対横浜F・マリノス戦

https://iemotolabo.base.shop/items/65675211

(FOOTBALL ZONE編集部)

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家本政明

いえもと・まさあき/1973年生まれ、広島県出身。同志社大学卒業後の96年にJリーグの京都パープルサンガ(現京都)に入社し、運営業務にも携わり、1級審判員を取得。2002年からJ2、04年からJ1で主審を務め、05年から日本サッカー協会のスペシャルレフェリー(現プロフェッショナルレフェリー)となった。10年に日本人初の英国ウェンブリー・スタジアムで試合を担当。J1通算338試合、J2通算176試合、J3通算2試合、リーグカップ通算62試合を担当。主審として国際試合100試合以上、Jリーグは歴代最多の516試合を担当。21年12月4日に行われたJ1第38節の横浜FM対川崎戦で勇退し、現在サッカーの魅力向上のため幅広く活動を行っている。

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