マンU、不安露呈の中盤にフランス代表MFラビオを獲得か 新監督も「有力なオプション」と評価
ラビオはすでにユベントスでプレシーズンツアーのメンバーから外れるなど構想外
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間8月7日、プレミアリーグ開幕戦でブライトンに1-2で敗れた。不安を露呈した中盤にはスペイン1部FCバルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの獲得が噂されているが、新たにイタリア1部ユベントスのフランス代表MFアドリアン・ラビオがターゲットとして浮上している。
ブライトン戦で中盤はアンカーにブラジル代表MFフレッジ、その前にスコットランド代表MFスコット・マクトミネイとポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの3選手が起用された。フェルナンデスはプレシーズンから調子が今ひとつで、この日もチャンスでシュートを枠外に外すなど低調なプレーに終始。マクトミネイトとフレッジの2人は攻守両面で不足感は否めず、クラブOBの元イングランド代表MFポール・スコールズ氏からもパフォーマンスを酷評された。かねてから即戦力の補強が叫ばれていたポジションだが、その必要性が改めて浮き彫りとなった。
バルセロナのデ・ヨング獲得に動いていることは周知の事実だが、未だに交渉に進展は見られてない。そうしたなかで英メディア「The Athletic」や英紙「デイリー・メール」によれば、ユナイテッドはユベントスの契約が残り1年を切ったラビオの獲得に動き始めたという。
エリック・テン・ハフ監督もラビオが「有力なオプション」だと考えており、ユベントスとしても来夏にフリーで手放すことになるのを避けるために今夏中に売却する可能性は高いという。なお、ラビオはプレシーズンツアーのメンバーから外れるなど、すでにユベントスでは構想外とも伝えられている。
開幕戦での失態を受け、ユナイテッドは今後もデ・ヨングを追い続けるのか、ラビオのように新たなターゲットに切り替えるのかを決めなければならないタイミングを迎えている。果たして、即戦力の獲得を決めることはできるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)