「カシマがカシマであるために」 鹿島、岩政大樹コーチが新監督に就任「アントラーズは勝たなければならない」
8月7日にレネ監督と双方合意のもと契約を解除
J1鹿島アントラーズは8月8日、岩政大樹コーチが新監督に就任することを発表した。
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鹿島は8月7日、レネ・ヴァイラー監督とフットボールにおける現状と今後の方向性について協議した結果、双方合意のもと契約を解除すると発表。リーグ通算24試合11勝7分6敗で5位につけているものの、直近5試合では3分2敗と勝ち星に恵まれていなかった。
後任については、正式決定次第、発表するとされていたが、レネ監督の来日が遅れた開幕時に暫定的に指揮を執った岩政コーチが内部昇格する形となった。
■岩政大樹監督コメント
「鹿島アントラーズの監督という仕事は、確かに私の心に志していた未来でしたが、まさかこれほど早くとは想像もしていませんでした。不安や恐れがないかと言ったら、それは嘘になります。ただ、今この状況で、自分にしかできないことがあるとも感じています。そして何より、うちの誇れる選手たち、サポーター、そしてクラブを救いたい。輝かせたい。そう心が傾いたら、悩むことは何も無くなりました。
アントラーズは勝たなければならないクラブです。今年も残るすべての試合に勝ち、タイトル獲得を全力で目指していきます。同時に、今鹿島に求められているのは”新しい鹿島”を創り上げることです。そのために、伝統ある『これまでの鹿島』を正しく定義し、新しい時代の『これからの鹿島』を選手たちと一緒に、そして皆さんと一緒に、手探りで見つけ出していきたいと思っています。鹿島が鹿島であるために。カシマがカシマであるために」
(FOOTBALL ZONE編集部)
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