J1リーグの“30mオウンゴール”に海外メディア脚光 「サッカー界で最も美しい1つ」
京都DF本多勇喜のクリアがそのままゴールイン、柏戦のオウンゴールに海外注目
J1リーグ第24節で生まれたオウンゴールシーンに、海外メディアが脚光。ゴールまで約30メートル付近から自陣ゴールへ直接吸い込まれた瞬間に、「最近の世界のサッカー界で最も美しいオウンゴールの1つ」と注目している。
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チリメディア「publimetro」が「実に不運なものだった」と注目したのは、京都サンガF.C.対柏レイソルの一戦で生まれたオウンゴールだ。前半25分、京都陣内でのルーズボールに反応した京都DF本多勇喜とMFドッジが競り合い、本多がクリアを試みるとボールはゴール方向へ。ループシュートのような形になり、そのままゴールへ吸い込まれた。
京都GK上福元直人は、味方からのバックパスを手で扱えない事情もあり頭で反応したが、クリアは失敗。結果的にゴールまで約30メートル付近から自陣ゴールへ直接吸い込まれる形になった。
「publimetro」では「30ヤード(約30メートル)の距離からGKにきっちり“小さなハットトリック”を決め、最近の世界のサッカー界で最も美しいオウンゴールの1つだ」と紹介。「キーパーはリターンの間接ファウルを取られないように頭でクリアしようとしたが、チームメイトと同じく誤算であった」と報じた。
京都はこの試合の前半7分に、MF武田将平のゴールで先制したものの、このオウンゴールで追いつかれたうえに、後半アディショナルタイム8分には柏FW武藤雄樹に劇的逆転弾を奪われて1-2と敗戦。運に見放されてリーグ5試合ぶりの勝利を逃した。
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