浦和、リーグ9試合ぶりの敗戦 名古屋に0-3完敗…先発の2ボランチがともに負傷交代

ゴールを決めた名古屋FWマテウス【写真:Getty Images】
ゴールを決めた名古屋FWマテウス【写真:Getty Images】

3日のルヴァン杯の準々決勝第1戦から中2日での再戦

 名古屋グランパスと浦和レッズが対戦した8月6日のJ1リーグ第24節は、ホームの名古屋が3-0の勝利。浦和はリーグ戦で5月25日の第15節セレッソ大阪戦以来9試合ぶりの敗戦となった。

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 両者は3日のルヴァン杯の準々決勝第1戦で同じ豊田スタジアムで対戦してから中2日での再戦。名古屋は6人、浦和はGKも含め9人のスタメンを入れ替えた。浦和は3日の試合で負傷交代したDFアレクサンダー・ショルツがベンチから外れた。

 序盤は浦和が名古屋のプレスを裏返しながら前進する回数が多くなったが、先制点は名古屋に生まれた。前半27分に右サイドでFWマテウス・カストロがボールを持って止まると、周囲の選手がフリーズしたようになった瞬間にDF明本考浩の股下からFW永井謙佑へ。永井もまたDF知念哲也の股下を通し、逆サイドで詰めたMF重廣卓也が押し込んで先制点になった。

 浦和はMF柴戸海が永井の接触により首を痛めて交代になるアクシデントに見舞われ、さらに前半終了間際には知念のミスからカウンターを受けると永井のラストパスをマテウスに押し込まれてさらに失点。名古屋がリードを2点に広げて前半を終えた。

 後半から浦和はMF小泉佳穂とMFダヴィド・モーベルグを入れて攻撃陣を増やし、ビハインドを追いかけにいった。名古屋は後半19分にシュートのこぼれ球を永井が押し込むと飯田淳平レフェリーはハンドと判断してゴールを認めなかったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言で映像確認されハンドはなくゴールが認められた。また、このプレーの起点になったところで浦和MF平野佑一が名古屋MF森下龍矢との接触で負傷し、この試合のスタメンに入ったダブルボランチが両者とも負傷交代となった。

 試合はこのまま名古屋が3-0で勝利してルヴァン杯と合わせて8日間で同一カード3連戦となる2試合目を勝利。10日には3日の初戦を1-1で終えたルヴァン杯の準々決勝の第2戦を埼玉スタジアムで戦う。

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