殊勲のメッシが代表引退撤回を決意させたファンのエールに感謝 「多くの人々が愛をくれた」
「あの敗戦は難しくショックなものだった」
「僕が代表引退を口にした時、それは嘘ではなかった。あの敗戦はとても難しいショックなもので、失望感を持った。しかし(エドガルド・)バウサ監督と話し、いつも僕に理解を示してくれるブエノスアイレス、コルドバ、メンドーサ、そして国全体の人々の愛情によって、代表に残ることがベターだと考えたんだ」
6月のコパ・アメリカ・センテナリオ決勝、自らのPK戦失敗による敗戦を受けて代表引退を口にしたメッシだが、多くの人の支えによってカムバックできたと明かした。代表戦前には足を痛めたとの報道もあったが、「僕は恥骨を痛めている。だけどシーズンは始まっていて、多くの重要な試合がやって来るのは事実だ」と次のベネズエラ戦も見据えている。
アルゼンチン国民から受けたエールを原動力にしたメッシ。2年後のW杯で、今度こそ初のA代表タイトルを獲得するための第一歩になったことは確かだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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