アーセナル、右SBは冨安&ソアレスでは不十分? 元英代表FWが主張「トップレベルの選手がもう1人必要」
元英代表FWアグボンラホール氏は右SBを「改善が必要なポジション」と指摘
イングランド1部アーセナルは昨季に続いて積極的な補強を展開し、戦力アップを図っている。現在はレスター・シティのベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスの獲得の噂が過熱しているところだが、元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホール氏は、右サイドバック(SB)の補強が必要であると指摘している。英メディア「フットボール・インサイダー」が報じた。
アーセナルはミケル・アルテタ監督の下で着実に強化と世代交代を進めている。2021年夏の移籍市場では日本代表DF冨安健洋やイングランド代表GKアーロン・ラムズデール、イングランド代表DFベン・ホワイトなど20代前半の選手6人を一挙に補強し、レギュラー陣の顔ぶれに大きな変化をもたらした。
FWピエール=エメリク・オーバメヤン(FCバルセロナ)やFWアレクサンドル・ラカゼット(リヨン)らベテランが去った前線に、今夏もブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスを補強。中盤とサイドバックをこなすウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコの加入やレンタル先のマルセイユで成長したフランス代表DFウィリアム・サリバ復帰などで選手層に厚みが増している。
さらなる補強の噂があるのは中盤で、現在はレスターからMFティーレマンスへの関心が伝えられている。アストン・ビラなどで活躍し、現在は解説者のアグボンラホール氏はアーセナルのティーレマンス獲得をプッシュする一方、ほかにも補強が必要なポジションがあると主張している。
「彼らにはもう1人、ミッドフィールダー(ティーレマンス)がいれば完璧だと思う。でも、私はアーセナルはもう1人トップレベルの右SBを獲得する必要があると感じている。今夏の移籍ウィンドウでは不可能かもしれないが、冨安とセドリック(・ソアレス)だけでは十分ではないし、改善が必要なポジションだ」
アグボンラホール氏はアーセナルの中盤に陣容に不足感があるとした上で、同時に右サイドバックも無視できない強化ポイントだと指摘した。このポジションのファーストチョイスは冨安だが、昨季途中から度重なる怪我に悩まされており、今季もプレシーズンから欠場が続いている。冨安不在の間はセドリックやセンターバックのホワイトが代役を務めているが、それでは不十分だと感じているようだ。
[ftp_del]
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)