レアル退団のイスコ&マルセロ、なぜ新天地決まらず? “宙ぶらりん”の理由にスペイン紙注目
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昨季でレアル退団のイスコとマルセロ、新天地は未決定
今夏にレアル・マドリードを退団し、フリーとなったスペイン代表MFイスコとブラジル代表DFマルセロ。引く手あまたと伝えられているにもかかわらず、新天地は決まっていない。スペイン紙「マルカ」がその理由を伝えている。
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30歳のイスコはセビージャを率いるフレン・ロペテギ監督のお気に入りだが、同クラブに獲得の意志はないという。イスコの代理人サイドはマラガ時代の恩師であるマヌエル・ペジェグリーニ監督が率いるレアル・ベティスにもアプローチをかけたようだが、話に進展はない。
また、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるASローからのオファーも伝えられていたもの、こちらも同様に進展は見られない。マルカ紙によれば、イスコはレアルで受け取っていた約1000万ユーロ(約13億円)の年俸を諦める必要のないクラブを探しているという。欧州カップ戦への出場も望んでいることから、新天地を見つけるのに苦労しているようだ。
昨季のイスコは公式戦出場が17試合(2得点)にとどまり、4年前には8000万ユーロ(約109億円)とも言われた市場価値は、750万ユーロ(約10億円)まで下落したとされている。
一方、34歳のマルセロも現役続行を明言。これまでに元ブラジル代表FWロナウドが会長を務めるスペインのバジャドリードをはじめ、セリエAのACミラン、古巣であるブラジルのフルミネンセ、トルコのフェネルバフチェといったクラブからの関心が伝えられているが、やはり高額の年俸要求に応えられるクラブはないという。
いずれも実力、実績ともに申し分なくフリーでの獲得可能な両選手だが、年俸条件がネックとなって去就が宙ぶらりんの状況。両ベテランの去就に今後も注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)