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欧州5大リーグ「移籍組」注目プレーヤー ジェズス、レバンドフスキら10人厳選…ハーランド超えの“最高額”タレントも
ポグバは6年ぶりにセリエAへ帰還も、膝の負傷で戦線離脱
■カリドゥ・クリバリ(DF/ナポリ→チェルシー)
活躍期待度:★★★★(4つ星)
移籍金:3800万ユーロ(約51億円)
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長らくセリエA最高のセンターバックとして評価され、ビッグクラブからの関心が絶えず伝えられてきた男が31歳でついに移籍を決断した。長身で、強靭なフィジカルに加え、抜群のスピードも備えるなど弱点らしい弱点は見当たらない。今夏に退団したドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(→レアル・マドリード)の代役という枠には収まらない活躍が期待できるはずだ。
■アーリング・ブラウト・ハーランド(FW/ドルトムント→マンチェスター・シティ)
活躍期待度:★★★★★(5つ星)
移籍金:6000万ユーロ(約82億円)
純粋な9番タイプが不在だったペップ・シティが迎え入れた待望のストライカー。味方との連係で崩す形はもちろん、アクロバティックなプレーや独力でこじ開ける“理不尽な”ゴールも多い。ブンデスでは半ば無双状態だったが、プレミアリーグでも通用するのか注目だ。悲願のUEFAチャンピオンズリーグ制覇に向けた最後のワンピースとして期待も大きい。
■ポール・ポグバ(MF/マンチェスター・ユナイテッド→ユベントス)
活躍期待度:★(1つ星)
フリートランスファー
マンチェスター・ユナイテッドから2度目のフリー移籍で、6年ぶりにセリエAの舞台へ。主力選手が相次いで移籍しているなかで即戦力として期待されていたはずだったが、膝の負傷で戦線離脱が決定。大きく出遅れることになった。手術次第では11月のカタール・ワールドカップ(W杯)出場も危ぶまれている状況で、しばらくはリハビリに専念することになる。キャリアの今後を左右する重要なシーズンとなりそうだ。
■サディオ・マネ(FW/リバプール→バイエルン・ミュンヘン)
活躍期待度:★★★(3つ星)
移籍金:3200万ユーロ(約43億円)
ユルゲン・クロップ監督のリバプールで不動のレギュラーに君臨していたスピードスターがドイツ王者に新加入。カップ戦王者のRBライプツィヒと激突したドイツスーパー杯(5-3)ではゴールを決めて、早速タイトル獲得に貢献している。タイプは異なるが、FWロベルト・レバンドフスキ(→バルセロナ)に代わる得点源としての期待は大きいはず。まずはユリアン・ナーゲルスマン監督のサッカーにどれだけ早く馴染めるかが鍵となりそうだ。
■南野拓実(MF/リバプール→モナコ)
活躍期待度:★★★(3つ星)
移籍金:1500万ユーロ(約20億円)
リバプールで国内カップ2冠の立役者となった“サムライ”はフランスへと活躍の場を求めた。昨季25得点を決めたエースFWウィサム・ベン・イェデルや16得点のドイツ代表FWケヴィン・フォラントらとともに攻撃を牽引する存在として注目を集める。プレシーズンマッチのサウサンプトン戦では先制点に絡んだほかにもポスト直撃のシュートを放つなど存在感を示していた。11月に開幕するカタールW杯を見据え、これからキャリアのピークに差し掛かる年齢(27歳)で選択した移籍は実を結ぶだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)