インザーギ監督がアジア杯で本田不在の間の代役に19歳新鋭を指名
「本田がいなくなったら、ニアンができるかもしれない」
「怪物」とも呼ばれるポテンシャルを誇り、リバプールに移籍したイタリア代表FWマリオ・バロテッリとも比較されるニアンだが、今季の出場機会は少ない。
序盤にゴールラッシュを続けた好調の本田、パリ・サンジェルマンから今季加入した元フランス代表ジェレミー・メネズ、チェルシーから期限付き移籍で加入したフェルナンド・トーレス、そして度重なる故障から復調しているイタリア代表FWステファン・エルシャラウィが攻撃陣を牽引している。
「選手がプレーしたいのは分かっている。パッツィーニ、時にはメネズ、エルシャラウィ、そして時にはボナべントゥーラもベンチに行く。難しい状況だが、彼(ニアン)はいいプレーをしている。ベルルスコーニ杯では先発する。1月に本田がいなくなったら、本田のポジションは彼ができるかもしれない」
インザーギ監督はこう展望を語った。U‐21フランス代表遠征中の夜間にクラブへと抜け出し、代表活動への参加を禁じられた過去を持つ“やんちゃ”なアタッカーに対し、指揮官はアジア杯で本田が不在となる間の戦力として期待を寄せていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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