C・ロナウド、中東オファー発覚 英報道、週給“3億円超”の破格値「W杯後までテーブルに残っている」
11月に開幕するカタールW杯後の合流を求めるオファーの存在が報じられる
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今夏の移籍市場でクラブを離れる希望を持っていると報じられている。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)への出場を強く希望しているものの、移籍先探しは難航し、プレミアリーグ開幕まで1週間を切った。そうしたなか、資金力が豊富なサウジアラビアのクラブから新たなオファーが届いたようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
ロナウドは、ユナイテッドが今シーズンのCL出場権を逃していることに加え、補強でも後手を踏んだことを不満に持ち、今夏の移籍を志願しているとされる。クラブへの合流を「家族の問題」を理由に遅らせて、プレシーズンツアーに欠席。7月31日のプレシーズンマッチであるスペイン1部ラージョ・バジェカーノ戦を前に、自ら「キングは日曜の試合に出場する」と宣言するも、前半でベンチへ退くと、試合終了を待たずに帰宅してしまった。
ユナイテッドのファンの間でも、傍若無人な振る舞いを見せるロナウドに対して、放出を望む声が高まるなか、CL出場権を持つクラブへの移籍は困難な状況となっている。そうしたなか、ロナウドの獲得に向けて再び中東からオファーが届いたようだ。
7月中旬にはクラブ名こそ明かされていないものの、2年契約を前提にサウジアラビアから、ロナウドに対して週給200万ポンド(3億2500万円)を支払うというオファーが届いたという。このオファーを断っているロナウドだが、記事では「中東へ向かうオファーはワールドカップ(W杯)後までテーブルに残っている」とも記され、今年11月のカタールW杯後の獲得を希望するオファーが届いているようだ。
今週末には、日本代表MF三笘薫の所属するブライトンとのプレミアリーグ開幕戦を迎えるユナイテッドだが、この試合にエリック・テン・ハフ監督がロナウドを起用するかは、不透明な状況になっている。
昨夏、イタリア1部ユベントスから電撃的に復帰し、ユナイテッドとの強いつながりを感じさせていたロナウドだが、今シーズン末までの契約を満了することなく、自身が名前を挙げたクラブを去ることとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)