「残念な結果」「透明人間・ミナミノ」 モナコ南野拓実が公式戦デビュー、GKと1対1の絶好機逸で仏メディア反応
ホームで行われたCL予選3回戦・第1戦PSV戦で公式戦デビュー
今夏にフランス1部モナコへ加入した日本代表MF南野拓実は、現地時間8月2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦・第1戦PSV(オランダ)戦で公式戦デビューを果たした。鋭い動きを見せたなかで、後半の決定機を逃すシーンもあり、フランスメディアは「残念な結果」と評している。
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南野はイングランド1部リバプールから、今夏にモナコへ完全移籍。2日にホームで行われたPSVとのCL予選3回戦・第1戦ではスタメンを飾り、新天地での公式戦デビューを果たした。4-4-2の右サイドハーフを務めたなか、前半40分には味方のクロスに反応しゴールへ迫る場面も見せる。
後半4分には、絶好機が到来する。ハーフウェーライン付近からのロングフィードに対しいち早く反応すると、最終ラインを突破し、エリア内で上手くボールをコントロール。GKと1対1の局面から左足を振り抜いたが、シュートはわずかにゴール左へ外れ、新天地での初ゴールとはならなかった。その後、南野は同22分に途中交代。チームは先制されながらも、DFアクセル・ディザジの得点で追いつき、1-1で引き分けた。
南野のパフォーマンスには、現地メディアも注目。フランス紙「LE FIGARO」は「透明人間・ミナミノ」との見出しで、「ASモナコの新戦力は、得点を稼げなかった。この日本人選手はほとんど目立たず、モナコで最初に交代した」と、やや辛口で評価。フランス紙「レキップ」も「モナコでのデビュー戦は残念な結果に」と、ゴールで期待に応えられなかった事実を報じた。
CL予選の第1戦は、9日(現地時間)に開催予定。即戦力としてアピールするためにも、CLプレーオフ進出を懸けた一戦で、南野には奮起が求められる。