15歳で地元クラブ記録を更新 ユナイテッドに現れた17歳のノルウェー人MF、掲げた次の目標
17歳でトップチームデビューを飾ったハンセン=アーロン
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間7月31日、プレシーズンマッチでスペイン1部ラージョ・バジェカーノと対戦し、1-1で引き分けた。この試合で後半途中から出場し、トップチームデビューを果たした17歳のノルウェー人MFイサク・ハンセン=アーロンを英紙「デイリー・ミラー」が紹介している。
2020年にユナイテッドの下部組織に加わったハンセン=アーロンは、主にU-18、U-23のカテゴリーでプレー。5月に行われたFAユースカップの決勝戦(3-1)にもスタメン出場を果たし、大会制覇に大きく貢献をした。
そんなハンセン=アーロンは、ラージョとのプレシーズンマッチの後半40分に、オランダ人MFタヒス・チョンとの交代でピッチに立ち、17歳にしてユナイテッドのトップチームデビューを飾った。
記事では、ハンセン=アーロンがユナイテッドに加入するまでにノルウェーで築いたキャリアを紹介している。
「2004年8月22日にノルウェーのトロムソで生まれた17歳は、地元クラブであるトロムソのユースでサッカーキャリアをスタートし、2020年7月にノルウェーサッカー2部リーグでシニアデビュー、その際に15歳323日というクラブ史上最年少記録を更新した。トロムソのユースに入団し、2020年にトップチームでシニアデビューを果たすと、そのシーズンは7試合に出場。最後の試合ではアシストを記録し、その後ユナイテッドに引き抜かれた」
わずか17歳ながらトップチームデビューを飾ったハンセン=アーロン。ノルウェー紙「ダグブラデット」では、「次の目標はプレミアリーグでユナイテッドでの公式デビューを果たすこと」と新たな目標についても言及している。
ハンセン=アーロンは試合後、公式インスタグラムを更新。スタンドのサポーターと自身の後ろ姿が収められた記念すべき1枚を公開し、「Great experience(素晴らしい経験)」と一声添えた。
オランダ人のエリック・テン・ハフ新監督を迎えたユナイテッドで、17歳の新星は自身の目標を達成することができるのか注目だ。