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日本に衝撃敗戦、韓国代表OBが宿敵との“最大の違い”指摘で嘆き節「Jリーグはより激しく、強くなっている」
W杯2大会出場の元韓国代表GKチェ・インヨン氏が日本との違いを考察
森保一監督率いる日本代表は7月27日、豊田スタジアムで開催のE-1選手権第3戦で韓国代表と対戦し、3-0と快勝して2013年大会以来2度目の優勝を決めた。かつてワールドカップ(W杯)2大会に出場した元韓国代表GKチェ・インヨン氏が日本との差について触れ、“最大の違い”も挙げている。韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」が報じた。
記事では「日韓戦で連続0-3完敗、問題は何だろうか」と見出しを立て、元韓国代表GKチェ・インヨン氏が敗因とともに、日本との差について考察。「日本に0-3の連続敗北を喫し、多くのサッカーファンを当惑させている」と語り、2021年3月にも日本に0-3と敗れた韓国代表の現状を冷静に見つめている。
「私の選手時代には『日本に負けてはいけない』という強い意識が全選手にあったし、強い精神力と不屈の闘志で日本に強いプレッシャーをかけて多くの勝利を収めた」
チェ・インヨン氏は試合で日本を何度も訪れた経験があるなか、「日本との最大の違いは選手層だ」とズバリと指摘。「これは韓国が解決しなければならない問題だ」「全般的に見れば、徐々に低下しているのは事実」と、韓国サッカー界が抱える問題点を分析した。
また日本サッカーに目を転じ、「かつての日本サッカーは静かだった。しかし今、日本のJリーグはより激しく、強くなっている」と言及。さらに韓国サッカー界が抱える課題について踏み込む同氏は、「問題は指導するコーチが少ないことだ。あまりレベルの高い指導者でなくても、ユースを教えることは裾野を広げることに大いに役立つ。サッカーが好きなら、誰でも教育を受けられる環境を作ることが必要だ」と、改善の一手を提案している。
かつて「アジアの虎」と恐れられた韓国代表を知るチェ・インヨン氏は、「日本との差がこれ以上開く前に、韓国サッカーの発展が必要だ」と危機感を募らせていた。