ボランチ鎌田は「信じられない才能」 今季初戦で2ゴールの活躍を英記者絶賛「見ていて楽しい」

鎌田大地が2ゴールで勝利に貢献【写真:Getty Images】
鎌田大地が2ゴールで勝利に貢献【写真:Getty Images】

フランクフルトはDFBポカール1回戦でマクデブルクに4-0で快勝

 ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は現地時間8月1日、DFBポカール1回戦の2部マクデブルク戦にフル出場し、4-0の勝利に貢献した。英記者は「プレーを見るのは楽しい」「一線を画している」と、出色のパフォーマンスを絶賛している。

 今季公式戦の初戦で鎌田は、定位置の攻撃的MFではなく、2ボランチの一角としてスタメン出場。すると前半4分、MFフィリップ・コスティッチの左クロスを右足でゴールに突き刺し、先制ゴールをもたらす。さらに2-0で迎えた後半14分には、ゴール前でFWラファエル・サントス・ボレが落としたボールを、エリア内から右足を振り抜き、この日2ゴール目を奪った。

 チームはその後、さらに1点を加点し、4-0の快勝で2回戦へ進出。ボランチとしてフル出場し、2ゴールをマークした鎌田はハイパフォーマンスで高評価を得ている。

 普段はイングランド1部アーセナルをメインにカバーしている英紙「Islington Gazette」のジョシュ・バンティング記者は自身のツイッターで、「鎌田のプレーを見るのは楽しいし、一線を画している。ボックス内、ボックス付近でのインテリジェントな動きでゴールを奪う。フランクフルトにとって素晴らしい2得点となったし、彼の動きはチームの原動力になっている。信じられない才能だ」と手放しで称賛している。

 オフにはトッテナムなどへの移籍の可能性も噂されていた鎌田だが、まずはフランクフルトで最高のスタートを切った。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング