エース本田が貫禄の一撃も「90分間で負けたら意味がない」 悔しさ露わに修正誓う
初戦黒星で浮上する不吉なデータ
本田は、全10試合で争う最終予選に目を向け、6日に敵地で迎えるタイ戦と予選突破へ向けて修正を図ると決意を語った。
「終わってしまったものは仕方ない。しっかり切り替えて、次にすぐアウェーでタイとある。非常にチームとしては苦しい状況になったが、この後全勝しにいくくらいのつもりでしっかり修正したい。反省点もたくさんあるので、それをしっかり改善したい。厳しい結果になったが、(予選は)最後まであります。しっかり結果を出さないといけないのは分かっているので、前に向かいます」
初出場の1998年フランス大会から2014年ブラジル大会まで、現在5大会連続でワールドカップへの切符を勝ち取っている日本だが、“ドーハの悲劇”で有名な94年アメリカ大会に向けた予選など、過去に出場を逃した大会では全て最終予選の初戦で勝利を逃している。2年後のロシアに向けた今予選は厳しい船出となった。
そのジンクスを打破するためにも、本田の存在はハリルジャパンに欠かせない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
田口有史 ●写真 photo by Yukihito Taguchi
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