「カマダが勝利の女神になった」 ボランチ鎌田大地が躍動、圧巻2ゴールの活躍を独メディア絶賛「見事に開花」
DFBポカール1回戦のマクデブルク戦にフル出場、前後半1ゴールずつをマーク
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は現地時間8月1日、DFBポカール1回戦の2部マクデブルク戦にフル出場し、前後半に1ゴールずつをマークし、4-0勝利に貢献。地元メディアは「勝利の女神となった」と、ボランチとして輝いたパフォーマンスを称賛している。
今季公式戦の初戦で鎌田は、定位置の攻撃的MFではなく、2ボランチの一角としてスタメン出場。すると前半4分、MFフィリップ・コスティッチの左クロスを右足でゴールに突き刺し、先制ゴールをもたらす。さらに2-0で迎えた後半14分には、ゴール前でFWラファエル・サントス・ボレが落としたボールを、エリア内から右足を振り抜き、この日2ゴール目を奪った。
チームはその後、さらに1点を加点し、4-0快勝で2回戦へ進出。ボランチとしてフル出場し、2ゴールをマークした鎌田のパフォーマンスに対して、ドイツ放送局「Hessenschau」は「普段は攻撃的MFを務めるカマダが、守備的MFに回った。そこで、この日本人選手は見事に開花し、2ゴールを挙げて勝利の女神になった」と賛辞を送っている。
昨季は尻上がりに調子を上げ、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では5得点1アシストで、クラブの42年ぶり2度目のEL優勝に貢献した鎌田。今夏のステップアップ移籍が噂されながらも、フランクフルトで迎えた今季初戦で、ひと際輝くパフォーマンスを示して見せた。
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