積極補強のバルサ、シャビ監督が「できることはなんでもする」発言 獲得を目指す選手は?
SB強化を目指すバルサはチェルシーのアスピリクエタとM・アロンソをリストアップ
スペイン1部FCバルセロナは、今夏の移籍市場でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンからポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、イングランド1部リーズからブラジル代表FWハフィーニャらを獲得し、積極的な動きを見せている。だが、補強はまだ続くようだ。英紙「メトロ」が報じている。
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昨夏はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)の退団で話題を呼んだバルサだが、今夏は一転して積極的な補強に打って出ている。財政難に陥っていたクラブは、今後25年分のリーガ・エスパニョーラの放映権などを売却することで得た資金を使い、補強に乗り出しているのだ。
今夏、バルサはレバンドフスキ、ハフィーニャに加え、セビージャからフランス代表DFジュール・クンデ、チェルシーとの契約が満了したデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ACミランとの契約が満了したコートジボワール代表MFフランク・ケシエを獲得している。
すでに最終ライン、中盤、前線に新たな補強を行っているバルサだが、シャビ監督は補強の動きを続ける考えのようだ。現在、バルサは補強が手つかずのサイドバックの強化を目指しており、チェルシーに所属するDFセサル・アスピリクエタとDFマルコス・アロンソの2人のスペイン代表選手がリストアップされている。
チェルシーは、獲得合意に近づいていたクンデを横取りされる形でバルサに奪われたことで、態度を硬化していると伝えられているが、シャビ監督はスペイン代表の後輩2選手に対して「獲得するうえでできることはなんでもする」と、伝えたという。移籍を実現するために、シャビ監督がその去就について「どうなるか分からない」と発言したオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを、交渉材料に入れる可能性もあるようだ。
クラブの将来の放映権や子会社などを売却し、移籍予算を確保しているバルサのやり方には異論を唱える者も多い。これだけの積極補強を見せながら、結果が出なければ、風当たりはさらに強くなりそうだが、今夏の動きは将来的に吉と出るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)