“愛弟子”浦和MF岩尾憲、リカルド・イズム浸透へ役割果たす「整理はついてきている」 直近5勝2分でチーム上向き
「今は、その着地点を作るところだと思う」
「浦和の選手の特徴、文化、ゴールに向かう迫力や姿勢の間で、どこに着地するのかはやっていて分からない。今は、その着地点を作るところだと思う。90分ある中で色々なシチュエーションがあり、どう判断して決断する足並みをそろえるという意味で、リカルドからするとボールを握る方にウエートがいけていないとなるかもしれない。ただ、やっている選手からするとゴールに向かいたいというエネルギーを持っている選手も多い。一概にボールを握り倒した方が良いとは言えないし、かといって失い過ぎると本末転倒。今はそのバランスを取ろうとしているところ」
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ただし、全体的に見れば「色々な選手の中に迷いはなくなってきている。どこを攻めてどこを守るかの整理はついてきている感覚がある。オートマチズムが出てきたのは良いところだと思う」とも話し、試行錯誤の時期には一定の整理がついてきているようだ。
中盤でチーム全体をオーガナイズする存在感を発揮し始めている岩尾は、あくまでも浦和に馴染んだロドリゲス監督のサッカーが実現されるように全力を尽くしている。その好影響はチーム全体に伝播を始めていると言えそうだ。