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ポステコグルー監督、開幕絶望…井手口の負傷状況を説明 「かなりひどい傷」「何針か縫わなければいけなかった」
開幕を控える昨シーズンのスコットランド王者で唯一の負傷者に
スコットランド1部セルティックは、2022-23シーズンの開幕戦を7月31日に行う。日本人選手4人が所属していることもあり、日本でも注目度の高い昨季のリーグ王者だが、アンジェ・ポステコグルー監督は、MF井手口陽介は負傷のため、数週間の離脱を強いられることを明かした。スコットランド紙「ヘラルド」が報じている。
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昨夏、日本代表FW古橋亨梧が加入し、すぐに結果を出したことを受け、セルティックは続く冬の移籍市場で、日本代表FW前田大然、DF旗手怜央、そして井手口の3選手を加え、所属する日本人選手は4人となった。前田、旗手がレギュラーに定着した一方で、井手口は、初先発となったスコティッシュ・カップ4回戦のアロア・アスレティック戦(2-1)で負傷し、シーズン最後までレギュラーには加われなかった。
それだけに、新シーズンは巻き返したいところだったが、井手口は再び負傷に悩まされている。開幕戦のアバディーン戦に向けた会見で、ポステコグルー監督は「全選手が出場できる状態だが、不運なことに井手口は別だ。彼はトレーニングで、かなりひどい傷を負った。足を何針か縫わなければいけなかったから、数週間離脱することになる。だが、ほかの選手たちは大丈夫だ」と、井手口が裂傷を負ったことを明かしている。
移籍市場が開いているなかでの負傷だが、補強プランには影響がないという。「彼の負傷による(補強の計画への)変更はない。私たちは、まだ動いており、市場が締まるまでには時間もある。私たちは早い段階で、ほとんどの動きを終えた。それは私にとって重要なことだったが、市場が締まるまでにはまだ何人かが加わり、何人かが離れるだろう」と、井手口の代役を獲得する動きに出ることは否定しつつ、開幕後もいくつかの移籍がある可能性を認めた。
プレシーズンマッチのオーストリア3部ウィンナー・ビクトリア戦(7-0)で活躍を見せ、新シーズンへの意気込みを示していた井手口だが、ピッチに立つ姿が見られるのは、少し先になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)