ユベントスがコロンビア代表MFクアドラードをチェルシーから再獲得! 支払額は最大34億円に

3年間の期限付き移籍で、レンタル料は1年間に付き500万ユーロ

 コロンビアの韋駄天アタッカーとイタリア王者のユベントスが、相思相愛の関係を移籍市場最終日に実らせた。ユベントスは、昨季に期限付き移籍で活躍したコロンビア代表MFフアン・クアドラードを、チェルシーから買い取りオプション付きの期限付き移籍で獲得したことを発表した。

 クアドラードはフィオレンティーナ時代の活躍が認められてプレミアリーグの強豪チェルシーへ移籍を果たしたが、新天地で期待に応える結果を残せなかった。ところが昨季、ユベントスへの期限付き移籍(1年間)で再びイタリアに戻ると、両サイドをこなすアタッカーとして出色のプレーを披露。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が信頼を寄せる貴重な戦力となり、シーズン終了後もクアドラードの残留を望んでいた。

 しかし今季、アントニオ・コンテがチェルシーの新監督に就任すると風向きが変わり始める。コンテ監督がユベントスを率いていた際、対戦したクアドラードの能力を高く評価しており、レンタルバックの形でクアドラードをチェルシーに呼び戻し、プレシーズンを過ごしていた。それでも、クアドラードとユベントスの思惑が合致していたこともあり、交渉の結果、8月31日にユベントスへの再加入が決まった。

 契約条件は、ユベントスがUEFA(欧州サッカー連盟)の規定するファイナンシャルフェアプレーの抵触を回避するため変則的になっている。3年間の期限付き移籍で、レンタル料は1年間に付き500万ユーロ(約5億9000万円)と見られる。

 

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