C・ロナウド、古巣スポルティングと移籍交渉 「すでに話し合い実施」と海外報道、日本代表MF守田英正が今夏加入
本人はCL出場クラブへ移籍希望も、週給35万ポンド(約5700万円)支払いは困難か
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今夏の移籍市場でイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドを離れようとしている。しかし、一時は獲得に乗り出したと報じられたイングランド1部チェルシー、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンが撤退。有力な移籍先候補となっているスペイン1部アトレティコ・マドリードでもファンが反対の横断幕を掲げているとされるなか、ロナウドの代理人が日本代表MF守田英正が所属するポルトガル1部スポルティングCPと交渉を始めたと英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
エリック・テン・ハフ新監督のもと、すでに始動したユナイテッドに対し、「家庭の事情」を理由に合流を遅らせているロナウドだが、自身が歴代最多得点者となっているUEFAチャンピオンズリーグ(CL)への出場を希望し、クラブを離れたい考えを固めているようだ。7月26日にはテン・ハフ監督に加え、アレックス・ファーガソン元監督も交えた話し合いが行われたが、その席でもロナウドは移籍を求めたと報じられている。
今シーズンのCL出場権を有する移籍先候補として、ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデス氏は、ロナウドがプロデビューしたスポルティングにも自身のクライアントを獲得する可能性があるかを打診。記事によれば、「すでにスポルティングとジョルジュ・メンデス氏の間で話し合いが実施された」という。だが、夏の移籍市場が閉幕するまでに解決すべき問題が多くあるようだ。
そのうちの1つが、ロナウドの得ている高額な給料だ。現在、ロナウドは週給35万ポンド(約5700万円)を得ており、この金額をスポルティングが支払うのは困難であると見られている。ロナウドは希望する金額を得られない限りは、古巣にも加入する考えはないようで、スポルティングがオファーを出すのは難しい状況だという。
スポルティングには、今夏の移籍市場でサンタ・クララから守田が加入している。仮にロナウドが古巣復帰になれば、守田とともにプレーする姿も見られることになりそうだが、ロナウドが母国に戻ることはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)