32歳で代表初選出、クラブでもハイパフォーマンス

　森保一監督率いる日本代表は7月27日にE-1選手権の第3戦で韓国代表と対戦。3-0で勝利し、大会優勝を飾った。今大会でA代表初招集となったMF水沼宏太（横浜F・マリノス）は第1戦の香港戦、第3戦の韓国戦の2試合に出場。Jリーグ公式も32歳で代表デビューを飾った水沼に注目し、横浜FMでの活躍を紹介している。

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　プロ16年目を迎えた水沼は、2007年に横浜FMでプロキャリアをスタートさせ、栃木SC、サガン鳥栖、FC東京、セレッソ大阪と渡り歩き、20年に古巣の横浜FMに復帰した。今季はこれまでリーグ戦19試合に出場し5ゴール6アシストを記録。6月のJ1月間MVPを受賞するなど、首位に立つチームの主力として活躍を見せてきた。

　元日本代表FW水沼貴史氏を父に持ち、32歳にしてA代表初招集となった水沼。E-1選手権の第1戦香港戦で代表デビューを果たすと、第3戦の韓国戦にも出場。ハードワークを厭わない、まさにいぶし銀のプレーでチームの大会優勝に貢献した。

　そんななか、Jリーグ公式YouTubeチャンネルが水沼のプレー集を公開すると、「親子で代表は熱い」「チームに必要な存在」「声、プレー最高！」「クロスの精度めっちゃ高い」など賛辞の声が寄せられた。

　Jリーグ公式「STATS DATA」によると、水沼は19試合の出場で、チームトップのクロス数「81」（リーグ3位）を記録。そのほかにも、チーム1位の数値となるチャンスクリエイト数「35」（リーグ8位）や、チーム4位のシュート数「23」（リーグ20位）を記録。主に右サイドを主戦場として、首位を走るチームを支えている。