浦和ロドリゲス監督、コロナ陽性から復活…「何をするにも辛い症状だった」と告白 川崎戦へ「確信を持って戦うこと」

リカルド・ロドリゲス監督が現場に復帰【写真:Getty Images】
リカルド・ロドリゲス監督が現場に復帰【写真:Getty Images】

29日の練習から復帰、30日のJ1リーグ第23節・川崎フロンターレ戦で指揮

 J1浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は7月29日の練習後に定例のオンライン会見を行い、新型コロナウイルスに陽性反応を示していたが今日からトレーニングに復帰して、30日のJ1リーグ第23節・川崎フロンターレ戦でも指揮を執る。勝利へのポイントを「確信を持って戦うこと」と話した。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 冒頭にクラブから「症状が出たのは2日間。24時間の間隔を空けた検査2回でいずれも陰性。今日から合流し、川崎戦はリカルド監督が指揮を執る」と説明があった。23日にパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦したプレシーズンマッチの前に症状が出たというロドリゲス監督だが「最初は体が重い、のどが痛い、何をするにも辛いという症状だった。PSG戦の日には熱も下がって痛みもなくなっていた。家ではPSG戦やフロンターレの試合を見て分析していた」と話した。

 その間のトレーニングは小幡直嗣コーチが主導し「レーニング内容を決めるミーティングをリモートで行い、練習が終わったら映像が送られてきて、それを見てさらにお互いの印象を共有した。常にコンタクトを取っていた。PSG戦の日も、それぞれ45分プレーすることもやり方も決まっていた。そこは小幡コーチに任せていた。いい仕事をしてくれたと思う。彼とは6年間やっていて、信頼できるコーチ。私のアイデアをよく分かってくれている」と語る。

 それだけにロドリゲス監督は「違いはトレーニングの場にいなかっただけで、分析することも1日何度もスタッフと話すことも変わらなかった」と、チームのトレーニングに大きな影響はなかったという。そのうえで、PSG戦や川崎戦が待ち受けていることを念頭において、この間は「比重としてはディフェンスのところが多かった」と、内容についても言及した。

 浦和は6月の中断明けはリーグ戦で4勝2分と無敗で調子を上げてきている。3位につける川崎とのゲームに必要なことを問われたロドリゲス監督は「確信を持って戦うこと」と指摘。川崎にも新型コロナウイルスに陽性反応を示したスタッフが出たことが発表されたが「トラブルがあったとしてもチームとしてのポテンシャルが高い。自分たちを改善していかないといけない。フロンターレは戦えるチーム。自分たちの仕事をしっかりやっていきたい」と、あくまでも自分たちに矢印を向けた。

 浦和はこの川崎戦を終えるとすぐにルヴァンカップ準々決勝で名古屋グランパスと2戦合計の試合を戦い、さらにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区の決勝トーナメントが8月半ばに入る。シーズンの中でも重要な1か月が始まるだけに、指揮官が復帰する川崎戦で良い流れを呼び込みたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング