神戸移籍は「すぐ決めた」 6年ぶりJ復帰の小林祐希、海外での“歯がゆさ”をバネに誓う活躍 「チームが勝てばいい」
7月27日に韓国の江原FCから加入、29日にオンライン取材で意気込み
J1ヴィッセル神戸に加入したMF小林祐希が7月29日、翌30日にホームのノエビアスタジアム神戸で行われるJ1リーグ第23節柏レイソル戦に向けたオンライン取材に応じ、「チームのために何ができるか第一に考えてプレーしたい」と意気込みを語った。
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現在30歳の小林は東京ヴェルディでプロキャリアをスタートさせ、ジュビロ磐田にも約4年間所属。2016年夏に海を渡り、ヘーレンフェーン(オランダ)、ベフェレン(ベルギー)、アル・ホール(カタール)、韓国のソウルイーランドと江原FCでプレーしてきた。
6年ぶりの国内復帰を決断した理由の1つに、海外では「歯がゆいプレーをしないといけなかった」ことを挙げた。
「楽しくサッカーをできるところに行きたいと思っているところで、ヴィッセルから声をかけていただき、すぐに決めた。(海外で)6年間、『我慢して守備して守備してカウンター』というチームにいた。ヴィッセルは主導権を握って仕掛けられるし、自分の良さも引き出してもらえると思います。メンバーだけ見たら常に勝たないといけないチーム。チームのために何ができるか第一に考えてプレーしたい」
7月27日に加入が発表され、合流してまだ3日目。コンディションは「100%ではない」と語りつつも、「与えられた時間でやるべきことをやる準備はできている」と力強く語る。
「真ん中でもサイドハーフでも、ポジションにこだわりはない。チームが勝てばいい。ゴールの目標? ゴールはもう取るべき選手が(チームに)いるので、ボールを落ち着かせたり、ゴールを取る選手の良さを引き出せればいい。初めてクリムゾンレッドのユニフォムに袖を通すのが楽しみで、興奮しています。期待に応えられるように頑張ります」
日本代表MF橋本拳人がスペイン2部ウエスカに移籍した影響もあり、小林には即戦力として期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部)