“悪童”バロテッリがニースにまさかの完全移籍! リバプールは「18億円」の損失も売却決断

推定年俸7億円よりも安い移籍金5億2000万円で放出

 リバプールが“悪童”に対して究極の損切りに踏み切った。移籍市場の最終日となった現地時間31日、イングランド・プレミアリーグの名門リバプールは、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが完全移籍でフランス・リーグアンのニースに加入することを発表した。

 まさかの展開が待っていた。この日、メディカルチェック後に期限付き移籍で正式契約を結ぶという報道が欧州メディアに流れるなか、イタリアの移籍情報専門サイト「ジャンルカ・ディマルツィオ・コム」は、最終的なリバプールとニースの妥結は移籍金450万ユーロ(約5億2000万円)での完全移籍であるとした。リバプール側は、将来的にニースがバロテッリを放出する際の移籍金のうち、一定のパーセンテージを得る契約を結んだとしている。

 バロテッリは2年前の夏に、移籍金2000万ユーロ(約23億円)でACミランからリバプールに加入していた。しかし、リバプール初年度はリーグ戦でわずか1ゴール。さらに昨季はレンタル料無料で、年俸もリバプールが一部負担する異例の形で古巣ミランに期限付き移籍したが、またしてもリーグ戦で1ゴールと大不振に陥った。失意の2年間を経て、移籍金は4分の1以下に目減りした形だ。

 

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