森保J、韓国戦出場の16選手を金田喜稔が採点 「アジアレベルは超えている」「あのプレーが試合を左右」と絶賛の“最高評価”は?
チャンスを与えられた宮市だが「物足りなさは否めない」
<途中出場>
■宮市 亮(横浜F・マリノス/FW/←後半14分IN/→後半33分OUT)=★★★☆☆(3つ星)
大会を通じてチャンス自体は与えられている。この試合でも起用されたが、要所でチャンスをどれだけ作れたかというと物足りなさは否めない。決して悪いパフォーマンスではないが、プラス材料が少ない。
■森島 司(サンフレッチェ広島/FW/←後半33分IN)=★★★☆☆(3つ星)
宮市の負傷により急きょ出場となったなか、思うように試合に入れなかった。攻撃面で輝きを放つまでには至らなかったが、韓国の反撃に対して身体を張って奮闘していた。
■脇坂泰斗(川崎フロンターレ/MF/←後半33分IN)=★★★☆☆(3つ星)
韓国が一矢報いようと反撃姿勢を見せるなかで投入され、持ち味を発揮するのが難しい状況だった。それでも守備に奔走し、無失点で終えるなどチームに貢献していた。
■満田 誠(サンフレッチェ広島/FW/←後半42分IN)=出場時間が短く評価なし
短い時間ながら、与えられた役割をしっかり全うする姿勢は見せた。
■橋本拳人(ウエスカ/MF/←後半42分IN)=出場時間が短く評価なし
目立ったプレーは見せられないまま試合が終了した。
金田喜稔
かねだ・のぶとし/1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。