「ほぼ間違いなく選ばれる」 国内組からカタールW杯メンバーに選ばれるのは? 英記者が太鼓判

今回の日本代表からカタールW杯メンバーに入るのは?「山根視来は…」

 しかし、この勝利の結果の後に浮かび上がる問題は、この中から誰がW杯に出場するチャンスがあるのかということだ。

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 山根視来はほぼ間違いなく選ばれるだろう。谷口彰悟も先発ではないとしても選ばれる可能性は高い。しかし、その他で26人のメンバーに入れる選手はいるだろうか。常連メンバーよりも優れていた選手を見つけるのは難しい。藤田はタレント性十分だが、経験が不足しており、その部分で11月までにさらなる成長を望むのは早すぎる。

 相馬も素晴らしかったが、彼のポジションは三笘薫ですらスタメンに入れるかどうかわからないほど選手が揃っている。相馬はまだこのブライトンの選手(三笘)の基準には達していない。西村にしても久保建英や南野拓実、鎌田大地のクオリティーを前にすればメンバー入りの望みは薄いと言わざるをえないだろう。

 結局、この大会は森保監督の考えを変えるには至らないだろう。トロフィーを飾り、この大会の優勝を祝うことはできたとしても、カタール大会までに変化はほとんど起こらないはずだ。

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マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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