柏木故障、清武と原口の2日前合流… W杯最終予選UAE戦へ「大きな問題」とハリル嘆く
「我々が勝つためにすべてトライする」
初出場の1998年フランス大会から2014年ブラジル大会まで、現在5大会連続でワールドカップへの切符を勝ち取っている日本だが、“ドーハの悲劇”で有名な94年アメリカ大会に向けた予選など、過去に出場を逃した大会では全て初戦で勝利を逃している。そうした過去のデータも、ハリル監督は把握している。実際に昨年6月の2次予選では、ホーム初戦のシンガポール戦で圧倒的に攻め込みながらスコアレスドローに終わった苦い経験も持つ。
「シンガポール戦でも我々は経験したが、フットボールではすべてが起こり得る。たくさんのことを前もって予測できないし、それを含めてフットボールは面白い。我々にとって大事な一歩になる。この試合に勝って、タイに勝つのが希望だが、それが目的だ。2試合勝ちにいかないといけない。我々に相手はプレゼントしてくれないので、取りにいかないといけない。我々にとって簡単ではないし、相手にも簡単ではない。これは絶対にそう言える。我々が勝つためにすべてトライする、それだけです」
トラブル山積のハリルジャパンだが、ロシア行きへの最終関門の初戦を全力の勝利でスタートしたいところだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images