インテル新監督が飽和状態の長友らSBに不満? マンUの伊代表DF獲得に動くも失敗

ダルミアン獲得に動くも、赤い悪魔は放出を拒否

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、マンチェスター・ユナイテッドのイタリア代表DFマッテオ・ダルミアン獲得のオファーを出したが、これを却下されたことが判明した。移籍市場閉幕直前で飽和状態のサイドバックに、さらなる新戦力を加えようと画策していると、英紙「デイリー・メール」が報じている。

 26歳のダルミアンは、昨夏にトリノからユナイテッドに加入。左右のサイドバックに加えて、センターバックの一角でもプレーできる万能性を備えている。ユナイテッドでは右サイドでのプレーがメインだが、ジョゼ・モウリーニョ新監督の下では、エクアドル代表DFアントニオ・バレンシアが重宝されており、若手のDFティモシー・フォス=メンサーら若手も成長。それだけに、ダルミアンの出場機会は保証されていないのが実情だ。とはいえ、インテルから届いた獲得オファーに対して、“赤い悪魔”は放出を拒否したという。

 インテルのサイドバックは、現時点でもすでに飽和状態だ。長友をはじめ、クリスティアン・アンサルディ、ダニーロ・ダンブロージオ、ダビデ・サントンに加え、フリートランスファーでの加入からプレシーズンを過ごし、現在は戦力外状態のジャネル・エルキンも控える。

 

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