A代表初招集の町野修斗、大会得点王でW杯“滑り込み”へ好アピール 「僕が決めて勝つイメージができていた」
日本はE-1選手権で韓国を撃破して優勝
日本代表FW町野修斗は、E-1選手権の最終戦となった7月27日の韓国戦で1ゴール。3-0の勝利に貢献すると初戦の香港戦での2ゴールと合わせて大会得点王に輝き「有言実行できてうれしかった」と話した。
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町野はJ1で8ゴールを挙げるなど今季好調なプレーを見せ、国内組のみで臨んだ今大会でA代表へ初招集となった。初戦を前に「3点取りたい」と話していたが、香港戦でデビュー弾を含む2点をマークすると、この韓国戦でも1ゴール。それだけに「当初から目標は優勝だった。チームとして達成でき、個人の目標だった3ゴールも達成できてうれしい」と話している。
それと同じように大会前に話していたのが、「町野に預けたら点を決めてくれるというイメージを作る」ということ。大会を終えてみて「多少は作れたと思うけど、まだまだ足りない。もっとボールが出てきても良いシーンもあったので」と満足していないことを明かした。一方で「自信はかなり持ってやれた。僕が決めて勝つというイメージがかなりできていたので、それが自信になったと思う」とも話している。
海外組が合流しての日本代表は常に決定力が課題になっているが、町野はそこで大きなアピールに成功したと言える。週末からは湘南ベルマーレに戻ってJ1の戦いが再開するが「優勝は過去というか、次Jリーグで持ち味を出して勝利に導くことがW杯や代表招集につながると思う。明日の練習から全力でワールドカップ(W杯)へのアピールに頑張りたいし、やらなければいけないこともたくさん今回のE-1で見つかったのでトライしたい」と先を見据える。
日本代表は9月に欧州遠征を行い、11月にはカタールW杯に臨む。そのメンバーの名前に町野が含まれるかどうか、8月のJ1で結果を残せるかが大きな勝負になりそうだ。