「プレー続行不可能という連絡」 森保監督、負傷交代・宮市の状況を説明「膝を固定して様子を見ている」

負傷でピッチを後にしたFW宮市亮【写真:高橋 学】
負傷でピッチを後にしたFW宮市亮【写真:高橋 学】

日本はE-1選手権で韓国に3-0で完勝

 森保一監督が率いる日本代表は7月27日、E-1選手権第3戦で韓国と対戦し、3-0で勝利した。森保ジャパンにとって初タイトル、4大会ぶり2度目の優勝となったが、この試合で途中出場したFW宮市亮(横浜F・マリノス)が負傷交代。相手との接触で膝あたりを痛め後半33分でピッチを後にした。2012年以来のA代表復帰で好調を維持していた宮市の状況について、指揮官が説明した。

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 日本は前半に主導権を握りながら、韓国GKチョ・ヒョヌの好守もあって、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

 そのなかで後半4分、ペナルティーエリア外でボールを持ったMF藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)が柔らかいボールをファーポスト際に入れる。そこに走り込んだ相馬勇紀(名古屋グランパス)がヘディングで合わせ、韓国ゴールにシュートを突き刺した。

 日本は後半14分、右サイドハーフのMF水沼宏太(横浜F・マリノス)に代わり、韋駄天の宮市を投入。その1分後、宮市はタッチライン際で縦に突破を仕掛けたが、元Jリーガーで韓国のキャプテンを務めるDFキム・ジンスが身を投げ出して止め、宮市はピッチに倒れ込んだ。この場面では大事に至らなかったが、後半31分に敵陣ペナルティーエリア内に攻め込んだ際、キム・ジンスと接触して右膝を負傷。膝を抱えて倒れ込んでいた宮市はしばらくチームスタッフと会話した後、同33分にMF森島司(サンフレッチェ広島)と途中交代となった。

 試合後、宮市の状況について森保監督が説明した。

「攻撃のゴールライン付近で痛んでいて、そこで試合中はメディカルからプレー続行不可能という連絡がありすぐに交代した。違う交代を考えていたが、宮市と森島にした。まだ病院に行っておらず、膝を固定して様子を見ている」

 交代の際には自身で歩いていたが、Jリーグも再開するだけに負傷の状況も気がかりとなる。

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