日本はE-1選手権でライバル韓国に3-0で完勝

　森保一監督の率いる日本代表は7月27日、E-1選手権の最終戦で韓国代表と対戦した。試合前、2位の日本は勝たなければ優勝できないという状況だったが、永遠のライバルである韓国を90分間通して圧倒し、後半に3点を奪って3-0で勝利。2013年大会以来2度目の優勝を決めた。

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　後半4分にMF相馬勇紀のヘディングシュートで先制した日本は、その後も3年前に優勝を逃した悔しさを知るDF佐々木翔がCKから追加点を記録。さらに後半27分にも韓国の守備を崩し、FW町野修斗がダメ押しの3点目を決めた。

　4大会ぶり2度目の優勝を成し遂げた日本を率いた森保監督は開口一番、「今日、応援してくださったサポーターの皆さん、皆さんの応援のおかげで選手たちが躍動してくれました。応援ありがとうございました。そして、テレビの前で応援してくださった皆さん、皆さんの声援が我々に届きました。ありがとうございました」と、サポーターに感謝を述べた。

　国内組で臨む大会に向けて、「Jリーグの価値を示したい」と言っていた指揮官は、その言葉を実現した。国内組が森保ジャパンに初タイトルをもたらしたことについて、「選手たちが、この大会で自分たちの価値を示す、価値を上げるという目的をもって、そしてJリーグの価値、日本のサッカーの価値を上げようと、みんなが志してくれて、このE-1を優勝して価値を認めてもらおうということを選手たちが、本当によくやってくれました」と話し、選手たちへ感謝の言葉を送った。

　カタール・ワールドカップ（W杯）まで、残すところヨーロッパでの親善試合2試合となった森保ジャパンだが、この中から欧州遠征、そしてW杯のメンバー入りをつかむ選手が何人出てくるだろうか。

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