MVP&得点王で猛アピールの相馬勇紀、東京五輪世代・三笘らとは「まだ同じ土俵に立てていない」 W杯切符は「さらに成長」
カタールW杯へ「レベルアップが必要」
そして、「自分の方ができないと思っていないが、客観的に戦っている舞台、活躍している舞台も、ステージが上。負けないぞという気持ちは常に持っている。これからどれだけ自分が成長できるかが次につながると思っています」と、A代表定着に向けて闘志をたぎらせた。
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普段とは異なるサイドハーフをやるなかで、森保監督からアドバイスを受け、それをしっかり消化して多彩なプレーで表現ができたことは、大きな自信になったという。そして、これからの成長が、W杯のメンバー入りにつながると気を引き締める。
「この大会での成功体験は、すごく大きかった。サイドハーフをやって、新しいことにどんどんチャレンジできて幅が広がったなと実感しました。ただ、W杯で戦うのは、スペインやドイツなど、世界トップレベルの選手たち。その相手と戦えるためのレベルアップが必要。それができて最終的にどうなるか、なので、今の序列がどうかより、ここからさらに成長したいと思います」
セットプレーのキッカーとして、途中から出場するジョーカーとして、さらに普段は一緒にプレーしている選手が少ないなかでも輝ける個人の力を持つ選手として、自分自身を精一杯表現した相馬。だが、カタールW杯行きの可能性をさらに広げるためには、この成長曲線を継続しなければいけないことを強く自認している。