「ここで活躍できないとそれまで」 三笘薫、日本代表としての“決意”にOB中村憲剛も期待「1人で完結する能力がある」
三笘薫と堂安律の独占インタビューを配信
2022年カタール・ワールドカップ(W杯)全試合を生中継する「ABEMA」が、W杯開幕前の想いを激白する番組「サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE」の第2回を7月20日に放送した。
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第2回では、MF堂安律(フライブルク)とMF三笘薫(ブライトン)の独占インタビューが放送され、スタジオには元日本代表MF中村憲剛氏とTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE・RIKU氏が登場した。
三笘の独占インタビューでは、これまでのサッカー人生やカタールW杯に懸ける想いが語られている。
小学生の頃から川崎フロンターレの下部組織に所属していた三笘は、高校卒業後にトップチームからの誘いを断って筑波大へ進学。すぐに活躍できるイメージが湧かなかった。大学に行って試合を経験して、人としてもサッカー選手としても長期的にやっていくほうが自分に合ってると思った」と理由を打ち明けた。
そして卒業後は、プロ2年目にしてベルギーリーグで攻撃力を武器に活躍し、日本代表の道を切り開いた。海外での経験について、「海外に出て活躍したら、日本代表に選ばれると思って海外に行った」と語り、芯の通った戦略的な一面も垣間見せた。
また、日本代表について「オリンピック世代とA代表には差があると感じていた」と本音を吐露。そして、“シンデレラボーイ”と称されるきっかけにもなった、2021年のカタールW杯アジア最終予選での大一番、オーストラリア戦についても回顧し、日本を7大会連続W杯出場に導く2ゴールを決めた時の思いについて、「ここで活躍できないとそれまでの選手。絶対今日で決めてやると思っていた」と熱い想いを振り返った。本大会に向けては、「厳しいグループですけど、日本代表として力を合わせていけば本当に勝てると思う。自分たちがここまでやれるっていう姿をいろんな人に見せたい」と意気込んだ。
元日本代表MF中村氏は、「1人で完結する能力がある選手。ドリブルで仕掛けてゴールまで行ける」と三笘の実力を称賛。さらにRIKU氏も「プロセスも作れる選手。この番組を通して、選手や得点の裏側にあるドラマやプロセスを知っていただけたら」とコメントした。
ほかにも盟友・田中碧(デュッセルドルフ)への想いや、日本代表としてのさらなる決意など、ここだけでしか観ることができない本音トークが楽しめる内容となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)