黄金期を支えたミラン元主将が古巣に提言! 低迷脱却へ「有能なレジスタを獲得すべき」

アンブロジーニ氏が伊メディアで中盤の補強の必要性を主張

 ACミランの元キャプテンで、長年にわたって名門のミドルゾーンを支えたマッシモ・アンブロジーニ氏が、不振に喘ぐ現在のチーム状況を改善するために中盤の補強を提言している。イタリア衛星放送局「スカイ・イタリア」で、移籍市場についての話題について語ったもの。

 ミランはリーグ開幕から2試合で1勝1敗と五分の成績ながら、2戦合計で6失点、退場者3人と不安定な戦いが続いている。2000年代のミラン黄金期を支えた中盤のハードワーカーは、その要因に「レジスタ不在」を挙げている。

「もし監督の意見、要望をきちんと聞いているならば、ミランの強化部は技術的に優れたスキルを持つ選手をディフェンスラインの前に獲得するべきだ。モンテッラはフィオレンティーナ時代にピサーロを上手に使っていたじゃないか」

 モンテッラ監督はミランで4-3-3システムを導入している。前線の構成こそ違うが、アンブロジーニ氏もミラン時代にカルロ・アンチェロッティ監督の下、4-3-1-2システムでプレーしていた。そして、その3人の中盤の中央には、イタリア代表の“マエストロ”ことアンドレア・ピルロが起用されていた。当初は守備面の不安が囁かれていたが、アンブロジーニ氏や“闘犬”ジェンナーロ・ガットゥーゾ、クラレンス・セードルフなどが脇を固めることでそのゲームメーク能力を生かしていた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング