ミラン会長が本田らに前線でのシュートを要求 「バロテッリのようにはなるな」

 

前節のカリアリ戦でエリア内でのシュートシーンが見られなかったミラン攻撃陣

 

 ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長が先月29日のカリアリ戦でペナルティエリア内からシュートのなかった日本代表FW本田圭佑ら攻撃陣に「バロテッリにはなるな」と語り、前線でゴールを狙うことを強く要求した。イタリア地元紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じている。

 前節のカリアリ戦で今季アタランタから新加入のMFジャコモ・ボナベントゥーラのロングシュートで1点を奪ったミランだが、本田、フェルナンド・トーレス、ステファン・エルシャラウィの3トップら攻撃陣がエリア内に侵入し、得点を狙う姿勢が見られなかったことが問題視されている。

 同紙によると、同31日に練習場ミラネッロに訪問したベルルスコーニ会長は選手とのミーティングに参加。イタリア元首相が「カリアリでは誰もエリアでシュートしなかった」とアタッカー陣に猛省を促したことを同紙は報じ、「攻撃への評価は厳しかった」と指摘している。

 今季開幕直前までミランに所属し、リバプールに移籍したイタリア代表FWマリオ・バロテッリと会長との間では以前、以下のような問答が何度か繰り返されていたという。

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