重圧のかかる“日韓戦” 闘莉王が森保ジャパンで奮起を期待するポジションは? 「早くこの2人にいろんな経験をさせないと」

「日韓戦がいいバロメータになる」 自身も過去に苦い経験

「若手は伸びのスピードが変わってくる。『こんなに良かったっけ?』という選手も出てくる。こういうのをきっかけに自信をもたらす。日本代表のユニフォームは重く感じるのか、エネルギッシュに感じるのか、ここにたどり着いてホッとしたのか、『すごく活躍するんだ!』となるのか、2つの考え方がある。若手がどう感じるのか、日韓戦がいいバロメータになる。なぜかと言ったらボロ勝ちできる相手ではないし、気合いの入れ方も違う。すごくタフにしてくれる試合。日韓戦がタフにしてくれる。若手たちもいい経験、タフな経験をするとまた違った顔をJリーグの中で見せられる。僕も退場して苦い経験をしたけどいい勉強になった」

 直近の日韓戦、ホームで開催された2021年3月25日の親善試合では3-0で日本が勝利。だが、その前の2015年、17年、19年のE-1選手権(15年は東アジアカップ)では1分2敗と勝っていない。最後に勝利したのは、4大会前の13年(2-1)で、公式戦に限ると現在は2連敗中だ。日本開催の17年はバヒド・ハリルホジッチ監督が率いて1-4で大敗、韓国開催の19年は森保ジャパンが臨み、0-1で敗れた。

 相手は2連勝で日本代表戦に臨んでくる。4大会ぶりの優勝が懸かった一戦。闘莉王氏も自身の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」で実況生配信を行い、日本を盛り上げるつもりだという。たかが1勝、たかが1試合でも、今後の代表人生を占うかもしれないのが日韓戦。森保ジャパンはどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。

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