セビージャがナスリ争奪戦に参戦! 復活を期す技巧派アタッカーが清武と共闘か

本人が移籍望めばマンCは放出へ ベジクタシュも獲得に動く

 日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャが、マンチェスター・シティの元フランス代表MFサミル・ナスリ獲得レースに参戦したようだ。仏紙「レキップ」が報じている。

 ナスリはペップことジョゼップ・グアルディオラ新体制の始動時に体重オーバーが発覚し、規律の厳しい指揮官によってチーム練習から外され、食事制限による減量を要求されていた。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)登録メンバーからも漏れており、今夏の放出候補と見られていた。

 しかし、28日に行われたウェストハム戦で今季初めてメンバー入りを果たすと、後半30分にスペイン代表FWノリートに代わって途中出場。キレのある動きで復調をアピールした。ペップからも「クオリティーは別次元」と能力の高さを絶賛されたばかりだった。

 それでも現時点ではバックアッパーであることに変わりはない。ペップもナスリの去就について「彼次第」と強調し、本人が望めば移籍可能であることを認めている。同紙によれば、すでにトルコの強豪ベジクタシュが獲得に動き始めており、そこにセビージャが新たに参戦しているという。敏腕SDのモンチ氏がナスリに強い関心を示しているようだ。

 

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