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フランクフルト長谷部誠、渡欧16年目で初の“凱旋試合”決定に闘志 「PSGのようにスター軍団ではないが、一応EL優勝チーム」
ブンデスリーガ・ジャパンツアーで長谷部の古巣である浦和、G大阪と対戦へ
ドイツのブンデスリーガは2022-23シーズンの開幕を8月5日に控え、都内でブンデスリーガ開幕&ジャパンツアー2022発表のイベントを行った。日本代表MF鎌田大地、元日本代表MF長谷部誠を擁する昨シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝のアイントラハト・フランクフルトが11月に来日し、浦和レッズ、ガンバ大阪と対戦することが発表されている。
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1899年に設立されたフランクフルトは、EL王者として、2022-23シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場する。これまでに元日本代表FW高原直泰(沖縄SV)、元日本代表MF稲本潤一(南葛SC)、元日本代表MF乾貴士(清水エスパルス)が所属。現在も長谷部と鎌田の2選手が在籍している。2008年にJ1浦和レッズから欧州に渡った長谷部にとっては、渡欧16シーズン目にして初めての凱旋試合となる。
Jリーグの野々村芳和チェアマンは、「シーズンが終わった直後ということで、コンディションは良いんじゃないかなと思います。海外の強豪クラブと日本のホームで戦ってみて、今の日本の選手、クラブがどれくらいできるか、何が足りないかを知る意味でも、すごく意義深いゲームになる。盛り上がることはもちろん、サッカー面でこれから何をしないといけないかの気づきになることも期待している」と、コメントした。
オーストリアキャンプを終えて、ドイツに戻ったばかりの長谷部もオンラインで出席。今夏、日本にはフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が来日し、Jリーグクラブと対戦して世界最高峰のプレーを見せて盛り上がりを見せた。長谷部は、「僕たちはPSGのようにスター選手、スター軍団ではないが、一応EL優勝チームなので、そこはしっかりと見せたいなと思います。ただ、Jリーグのチームも、浦和も、G大阪も、PSGを相手にいい戦いをしていたので、大丈夫かなと思っています(笑)」と、冗談を飛ばしている。
なお、フランクフルトと浦和の試合は11月16日に埼玉スタジアムで開催予定。G大阪戦は、その3日後の11月19日にパナソニックスタジアム吹田で開催される予定となっている。
ブンデスリーガのロバート・クラインCEOは、「ブンデスリーガはほかの世界的なリーグと比較して最も多くの日本人選手が所属しており、ワールドカップ(W杯)イヤーである今年は素晴らしいサッカーが展開されることが期待されている注目のリーグです。日本でみなさんにお会いできるのを楽しみにしています」とコメントを寄せた。
W杯の直前に来日し、試合を見せるフランクフルト。長谷部も、「選手たちも日本に行くことをとても、楽しみにしている」と話しており、日本のファンの前で熱いプレーを見せてくれることになりそうだ。
(河合 拓 / Taku Kawai)