ブライトン三笘薫に地元期待 「CLに導くと思ってはいけない」と慎重も「エキサイティング」と高評価
レディング戦ではドリブル突破で見せ場
イングランド1部ブライトンは現地時間7月23日、親善試合で英2部レディングと対戦し、2-1と勝利した。後半26分から途中出場したMF三笘薫に関して、ブライトン専門サイトも「エキサイティングな契約」と活躍に期待している。
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敵地のセレクト・カー・レジング・スタジアムに乗り込んだブライトン。今夏、レンタル先のベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズからブライトンに復帰した三笘はベンチスタートとなった。
試合は前半19分にドイツ人MFパスカル・グロス、後半2分にイングランド人MFソロモン・マーチのゴールでブライトンがリード。後半14分にPKで1点を失ったが、後半26分に飲水タイムのタイミングで三笘が途中出場。すると直後の同31分、敵陣左サイドでボールを持った三笘はドリブルで得意の仕掛けを披露する。
ガーナ代表DFアンディー・イアダムと対峙したなか、緩急を付けたドリブルで縦に仕掛け、ゴールライン際をえぐってカットイン。ペナルティーエリア内に入る瞬間、背後からイアダムのタックルを受けて倒されたがノーファール判定で、三笘はすぐさま立ち上がってこぼれ球に対応するも、三笘側のファウルを取られた。
目に見えた結果こそ残せなかったが、三笘に対する現地の期待値は高いようだ。ブライトン専門サイト「WeAreBrighton.com」は「レディング戦から学んだ6つのこと」と見出しを打ち、その中の1つで「三笘薫はエキサイティングな契約」と言及している。
「三笘は(18歳MF)フリオ・エンシソほど派手さや才能はないかもしれない。それでも、ブライトンがプレミアリーグで結果を残すために不足していると目されていたスキルやペースを備えている。三笘はレディング戦を支配していたが、1試合だけであまり騒ぎすぎないことも必要だ。レディングよりも優れた相手に自分の能力を証明する必要がある。エキサイティングだが、まだ彼がアルビオン(ブライトン)をチャンピオンズリーグに導くと思ってはいけない」
世界最高峰のプレミアリーグで三笘がどれだけのパフォーマンスを見せられるか、期待は高まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)