「PSGを本気にさせた部分はない」 闘莉王、古巣・浦和に喝…惜しんだミスとは? 日韓戦でも忖度なしの“闘将節”に注目
古巣・浦和のPSG戦を分析、27日の日韓戦で2度目のYouTube生配信を発表
フランス1部の強豪パリ・サンジェルマン(PSG)は日本ツアー第2戦で、7月23日に埼玉スタジアムで浦和レッズと対戦。フランス代表FWキリアン・ムバッペのゴールなどで3-0の勝利を収めた。浦和OBの元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、スター軍団を少しでも本気にさせることができなかった古巣のワンプレーを惜しんでいる。
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2006年のクラブ史上唯一のリーグタイトルと07年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に貢献した浦和OBの闘莉王氏は、自身のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」で浦和対PSG戦をテーマにしていた。
ブラジル代表の至宝FWネイマールの所属クラブということもあり、ブラジルでも中継された一戦を振り返った闘将。試合開始直後は浦和が攻勢に出る場面もあったが、「PSGを本気にさせた部分はないと思います」と分析した。
「松尾選手の突破で1点目がレッズに入れば、もしかして火が付いたかもしれない。あれで点が取れないから、ああなってしまう。欧州のビッグクラブは日本に来る時には、1点先に取らないと本気にならない」
前半3分にスルーパスから抜け出したFW松尾佑介がコスタリカ代表GKGKケイラー・ナバスと1対1になるチャンスを迎えたが、体勢を崩してシュートミス。最大の絶好機で浦和が先制できていれば、PSGのギアが上がる可能性はあったと闘莉王氏は指摘している。
「あれが入ると、ちょっと違う試合が見れたりした。もう1回タッチしても良かったのに……」
PSGの強力アタッカー陣の中で、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ネイマールらはベンチスタートとなった一方、先発したムバッペが前半35分に鮮やかなゴールを決めるなど、しっかりと見せ場を作った。
古巣に喝を入れる最新回となっている闘莉王氏だが、27日のE-1選手権の日韓戦では自身のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」にて、2度目のYouTube生配信を行うことも発表している。大会優勝を懸けた因縁の日韓戦でも“忖度なしの闘将節”が注目を集めそうだ。