ミラン本田の自己分析 今季開幕2試合でベンチ要員の理由は「契約期間が短いから」
新鋭スソに実力で右ウイングのポジションを奪われる
ACミランFW本田圭佑が29日、埼玉県内で行われているロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨むハリルジャパンに合流した。今季ミランで開幕2試合先発落ちに加え、出番がないというクラブでの危機的状況について、残り契約期間の短さこそが出場機会の減少の理由と自己分析をしている。
ヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の就任したミランで、本田は2014年1月の加入後、初めて開幕戦で先発から外れた。背番号10を託された選手が故障などの問題もなくスタメンから外れるのは名門の歴史でも異例の状況だが、本田は「その質問も何度も受けてるんで、今度はどういう答えにしようか」と余裕を見せていた。
そして自己分析の結果、出場機会を狭めているのは残りの契約期間だという。
「確かに序列のスタート地点、今までと何が変わったかというと、僕が契約が満了に近づいてきている選手ということになってきて低い」
本田はこう語った。今季限りで契約満了となるが、中国企業グループが買収したミランで本田の契約延長に関する話題は出てきていない。この残り契約期間の短さで、チーム内での扱いに変化が生まれたと主張している。
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