バルサが仏代表DFクンデを獲得か チェルシーより移籍金20億円低いオファーで射止められる理由は?

セビージャのフランス代表DFジュール・クンデ【写真:Getty Images】
セビージャのフランス代表DFジュール・クンデ【写真:Getty Images】

ハフィーニャを獲得したバルサがジュール・クンデ獲りも実現か

 イングランド1部チェルシーは、スペイン1部セビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデの獲得に向けて、選手と条件合意に達していたと報じられていた。しかし、クラブ間での交渉に時間がかかっている間に、スペイン1部FCバルセロナが交渉をまとめたとスペイン紙「スポルト」が伝えている。

 チェルシーは、クンデの獲得に向けて移籍金5500万ポンド(約90億円)をセビージャに提示し、成立に迫っていると伝えられていた。しかし、セビージャはこのオファーを受け入れず、バルサからのオファーを受け入れたという。

「スポルト」紙によれば、バルサからのオファーは4250万ポンド(約70億円)にオプションで900万ポンド(約15億円)が上積みされるものだという。これはチェルシーの提示額より少ないものの、セビージャはこのオファーを受け入れるようだ。

 バルサは7月24日にアメリカで行われたレアル・マドリードとのフレンドリーマッチに1-0で勝利した。しかし、シャビ監督は各ポジションにさらなる補強が必要だと感じており、最終ラインにはクンデを加えたい考えがあるという。記事では、「シャビ監督がクンデに対してチームで重要な存在になると伝え、それを受けてクンデはチェルシーからのオファーを断った」と伝えている。

 また、記事ではチェルシーのトーマス・トゥヘル監督がアメリカでのキャンプを切り上げ、クラブに対してオファーを改善するように迫るため、バルサは早期の決着を求めていることも伝えている。

 すでに今夏の移籍市場で、チェルシーとバルサの両クラブは、リーズに所属していたブラジル代表FWハフィーニャの獲得を競い、最終的にバルサが移籍金6000万ポンド(約98億円)でチームに加えることに成功した。再び同じ選手を追うことになった両クラブだが、今回もバルサが戦力補強を成功させられるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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