森保ジャパン、中国戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 アピール不足で唯一の“最低評価”は?
念願の“代表デビュー”野津田は、飛び道具でも存在感を顕示
<MF/FW>
■野津田岳人(サンフレッチェ広島)=★★★☆☆
昨季までJ2でプレーしていた28歳の苦労人が念願の代表デビュー。セットプレーでキッカーを務め、引いてきた相手に対して遠目からシュートを狙うなど、左足が飛び道具となることを示す。終盤に自陣で危ないパスミスもあったが、豊富な運動量を生かし、守備でも中盤を広くカバーした。
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■森島 司(サンフレッチェ広島)=★☆☆☆☆(→後半36分OUT)
危険なタックルを浴びせられる場面もあったが、アグレッシブな相手の守備に苦しみ、右サイドと比べても物足りなさが残った。フィニッシャーとして、何度かゴール前に入っていったが、相手GKの脅威になるシュートは放てなかった。
■脇坂泰斗(川崎フロンターレ)=★★★☆☆(→後半36分OUT)
前半10分にスローインを受けてから反転してシュートに持っていく。同16分にも狭いスペースでボールを受けながらも、トラップで相手をかわしてシュートに持ち込み、技術を示す。後半に入ると1トップの細谷に、より近い位置でプレーをしたが、ゴールをもたらすことはできなかった。
■橋本拳人(ウエスカ)=★★☆☆☆
海外移籍が決まりながらも、代表で爪痕を残すべく合流を遅らせた気迫をプレーで示す。前半6分に立て続けにセットプレーから2度のシュートチャンスを得るなど、積極的にゴール前にも顔を出してフィニッシュの局面を迎えたが、ゴールネットは揺らせなかった。
■宮市 亮(横浜F・マリノス)=★★★☆☆(→後半24分OUT)
右サイドハーフで初の先発出場のチャンスを与えられる。小池との連係からスピードを武器にチャンスメーク。前半44分に森島に絶好のクロスからシュートチャンスを作るなど、存在感を示した。
■満田 誠(サンフレッチェ広島)=★★★☆☆(←後半24分IN)
広島期待の大卒ルーキーが、途中出場で代表デビュー。相手ボールの際にもアグレッシブなチェイシングで、スコアレスの状況を打開しようと全体を鼓舞する動きを見せた。
■相馬勇紀(名古屋グランパス)=★★★★☆(←後半36分IN)
後半39分にエリア内で仕掛けた場面を皮切りに、短時間の出場ながら、ボールを持ったら試合終盤の疲れた相手に対して積極的にドリブルで仕掛けて行き、個の力を示した。