森保ジャパン生き残りへ、宮市亮が語った伊東純也との“差” 「決定的に違う」
E-1中国戦でA代表初スタメン、緩急使い分けたドリブルで果敢に仕掛ける
日本代表は7月24日にE-1選手権の第2戦・中国戦に臨み、0-0の引き分けに終わった。代表初スタメンとなったFW宮市亮(横浜F・マリノス)は試合後、ポジション争いのライバルとなるFW伊東純也(ヘンク)との差に触れた。
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日本は初戦の香港戦(6-0)から中4日の試合で、サンフレッチェ広島の選手を5人スタメンに並べたなか、序盤から5-4-1で低い位置にブロックを構えた中国守備陣を前に苦戦。前後半ともにボールを支配し、後半8分にはFW細谷真大(柏レイソル)がGKと1対1となる決定機を作るも決め切れず、スコアレスドローに終わった。
この試合で代表初スタメンを飾った宮市は、右サイドハーフとして出場。緩急使い分けたドリブルで果敢に仕掛けたが、サイドをえぐった後のクロス精度で課題を覗かせるシーンも。後半24分に途中交代となったなかで、納得のいくプレーにはつながらず、試合後の会見では「爪痕よりは結果がほしかった」と悔しさを露わにした。
欧州組が不在となる今大会は、国内組にとってカタール・ワールドカップ本大会行きを懸けたアピールの場。限られた出番の中で、いかに重要な戦力であるかを示す必要がある。そんななかで宮市は、タイプが似通う伊東との差にも言及。右サイドの一番手に君臨するライバルについて「決定的に違うのは、彼は結果を出してくる。どの試合でも結果を出してくる選手」と捉えていることを明かした。
今大会も残り1試合。韓国との一戦は、タイトルが懸かった重要な一戦となる。この試合で求められるプレーについて、宮市は「間違いなく決定的な仕事」と語り、ラストチャンスでの奮起へ並々ならぬ思いを覗かせた。
(FOOTBALL ZONE編集部)