森保監督、メンバー起用に“後悔なし” 中国戦でまさかの0-0ドローも…「こうしておけばとは全く思わない」
広島勢をスタメンに送り込むも、中国の守備ブロックの前にゴールを奪えず
日本代表の森保一監督は、7月24日にE-1選手権の第2戦の中国戦に0-0で引き分けた試合後、選手起用について「ここをこうしておけばとは全く思わない」と話した。
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日本は19日の初戦で香港に6-0で快勝。そのゲームでは横浜F・マリノスの選手を多くスタメン起用したが、このゲームには香港戦がリーグ戦から中1日となり起用できなかったサンフレッチェ広島の選手を5人スタメンに送り込んだ。
中盤の起用ではMF野津田岳人とMF橋本拳人がダブルボランチを組む形で、「状況次第でどちらかがより高い位置で攻撃に関わること。特に橋本が前に行って攻撃に関わる形では4-1-4-1に可変しながら作るところを今日の試合に準備した。最初からアンカーを固定して作ることも考えたが、野津田も橋本も推進力もあるのでダブルボランチから1人が前に絡むことを考えた」という起用になった。
そうして攻め込む場面を増やしたものの、最後まで中国が5-4-1で形成した守備ブロックの前にゴールを奪えなかった。後半にはDF杉岡大暉、FW町野修斗、MF満田誠を送り込み、ラスト10分では初戦で活躍したMF西村拓真とMF相馬勇紀を投入するもゴールにつながらず。それでも森保監督は「起用に関して、ここをこうしておけばとは全く思わない」と話している。
「結果的に勝てなかったというところでは、今日1試合での目標は出せなかったが、課題として反省しないといけないのは最後にどう決めるか。サッカーではある展開なので、それまでの部分で選手たちは今自分が持っている最大限の個の力と、今日初めて組む選手たちとの連携、連動でも、チームのつながりも出してくれた」
この引き分けにより、27日の最終戦では韓国に勝利が優勝への絶対条件になった。森保監督は「引き分けでの優勝はなくなったが、勝って選手たちやスタッフ、サポーターと喜び合える勝利と優勝をつかみたい」と試合を見据えた。