森保ジャパン相手に健闘、スコアレスドローに中国監督「自分たちのサッカーができれば対抗できると思った」

アレクサンダル・ヤンコビッチ監督【写真:高橋 学】
アレクサンダル・ヤンコビッチ監督【写真:高橋 学】

E-1選手権第2戦で日本と対戦、守備の時間帯が長引くも0-0で終了

 中国代表(FIFAランキング78位)は7月24日のE-1選手権第2戦の日本代表(FIFAランキング24位)戦に臨み、0-0で引き分けた。試合後、アレクサンダル・ヤンコビッチ監督は「自分たちのサッカーができれば対抗できると思った」と、格上の日本から勝ち点1を掴んだ要因に触れた。

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 序盤から5-4-1で低い位置にブロックを構えた中国は、前後半ともボール支配で下回ったものの、堅い守備組織で対抗。再三ゴール前にボールを運ばれ、後半8分にはFW細谷真大(柏レイソル)にGKと1対1となる場面を作られたものの、日本の決定力不足にも助けられスコアレスドローに持ち込んだ。

 初戦の韓国戦では0-3と完敗していたなかで迎えたこの一戦について、ヤンコビッチ監督は「とにかく韓国戦と比べてポゼッションを増やすこと。強いチームと戦ったとしても、ディフェンス一方では何も生まない。サッカーをしないといけない」とある程度、攻める時間の創出を意識したと明かした。

 大半の時間帯でボールを握られながらも、ボールを奪えば積極的に前に出る場面も。後半の戦いについて、「エネルギーレベルが下がっていくが、私たちは距離を保ってフレッシュなところを生かして中盤を攻めるということ。ポゼッションしてキープし、私たちのサッカーをして攻撃に力を入れすぎないこと」を実行したという。

 さらにヤンコビッチ監督は、カタール・ワールドカップへの切符を掴んでいる日本に対し、「自分たちのサッカーができれば対抗できると思った」と語り、格上相手でも強気なスタンスで挑んだと振り返った。

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